2024年1月21日（日）、TOKYO UNITEと八重洲二丁目北地区エリアマネジメント、三井不動産レジデンシャルの共催で、スポーツを通して脱炭素アクションを学ぶことができる体験型イベント「くらしの脱炭素×スポーツチャレンジ in城東小学校」が開催され、約300人の親子が参加しました。

会場には計5つの体験コーナーが設置され、参加者はTOKYO UNITE参画チームの現役選手やOB・OG、コーチらと一緒に体を動かしたり、ワークショップに参加し、脱炭素について楽しく学びました。

子どもたちがこれから先もスポーツを楽しめる地球環境を守り、TOKYO UNITEが掲げるミッションである「子どもたちがスポーツをできる環境、機会を広げる」ことにつなげていくためには、ひとりひとりが身近にできる脱炭素アクションに取り組んでいくことが大切です。また、そうしたアクションを持続的に実践していくためには、周囲の人たちと一緒に、楽しみながら考え、理解を深めていくことも重要であることから、スポーツを通してこれらを学んでいただきました。

 読売ジャイアンツによる野球コーナーでは、折れたバットをアップサイクルした靴ベラの紹介や、試合時間の短縮によって節電にもつながることなど、野球や試合の観点で環境に配慮した取り組みを教えてくれました。

 選手が使用した、アップサイクル前と後の実物のバットを手に取りながら、親子で学びました。スポーツを行ううえで、道具を長く大切に使うことはもちろんのこと、壊れてしまった道具も別の商品に生まれ変わらせることができます。

 バッティング体験で子どもたちと触れ合った東京ヤクルトスワローズの丸山選手は、「今回、小学生と色々な体験が出来て自分たちがパワーをもらえたイベントになりました」と充実した様子を見せてくれました。

ホッケーコーナーではホッケーのパスやドリブルを体験。指導してくれた東京ヴェルディ女子ホッケーチームの藤尾香織GMは、「なかなかホッケーというスポーツは体験出来る場はないのですが、たくさんの子どもたちに体験をしていただけてすごく嬉しかったです」と、様々な競技に触れられるTOKYO UNITEのマルチスポーツイベントの魅力を話してくれました。

 サンロッカーズ渋谷によるバスケットボールコーナーでは脱炭素アクションをポイントにしたドリブルの体験を実施。「電気カーペットの設定温度は、強ではなく中に！」
 
バスケットボールのシュート体験では、脱炭素アクションをシュートのポイントに置き、楽しみながら学びました。みんな真剣な表情で一生懸命取り組んでくれました。

 アルバルク東京によるアップサイクルコーナーでは、家庭で着なくなったTシャツを使ってエコバッグに生まれ変わらせるワークショップに親子で一緒に参加しました。世界でひとつだけのエコバッグ作りを通して資源の有効利用について学びました。
 
読売ジャイアンツの山﨑投手も子どもたちと一緒にエコバッグ作りに取り組み、「今日は子どもたちと「脱炭素」や「環境」について楽しく学ぶことが出来た」と笑顔で感想を話してくれました。

FC東京によるサッカーコーナーでは自宅でできる脱炭素アクションのイラストを的にしたキックターゲットを体験。実演も披露してくれた元なでしこジャパン・岩渕真奈さんは「脱炭素と言う言葉だけではちょっとよくわからない部分を、スポーツを通して解読できるのはすごい面白い」と感想を話してくれました。

 FC東京クラブナビゲーター・羽生直剛さんはイベントの最後に各チームを代表して挨拶し、「自分は背が低くて『サッカー選手になれるわけない』と言われて子ども時代を過ごしてきたけど、一生懸命努力してプロ選手になることができた。みんなそれぞれ、やりたいことがあると思うけど、可能性は無限に広がっているので、ぜひ目標を持って、夢を持って頑張ってください」と子どもたちにメッセージを送りました。

TOKYO UNITEでは、今後も多くの子どもたちにスポーツをする機会と無限の可能性を提供するとともに、様々な社会課題と向き合いアクションを起こしていくことを目指し、様々な関係者と協働し、こうした活動を続けてまいります。

なお、TOKYO UNITEでは、三井不動産レジデンシャルが企画・運営する脱炭素アクション推進の取り組み「くらしのサス活」と2022年度よりタイアップを実施しており、現在、今冬の省エネを推進するキャンペーン「くらしのサス活2023冬」も開催しています。ぜひこの機会にご参加ください。
「くらしのサス活2023冬」詳細はこちら（https://www.tokyo-unite.jp/news/0sdpvpaep9cg）。